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恋のinformed consent50

とうとう50の大台にのったな~
時期が空いてしまったので、ちと書き方が…。

前半は現場。後半は現場の一角です。
表現可笑しくなってると思うけど、楽しんでスルーして頂けたらこれ幸い(・ω・)



皆様のお見舞いのコメント。頂きました。<(_ _)>
無理せず、年明けには診察、OPと。やって行こうかなと思っています。
いや、外科的になるのか、内科的になるのかはドクター次第だと思いますが…。

今はね、発作が起きないように、ヘルシーな料理中心に食べています。
白菜の水煮とかね。流石にあの痛みはもう無理。怖くて油物食べらんないの~><
あと、ラパコレ(腹腔鏡下胆嚢摘出術)に精通している先生を探し中。
知り合いのナースに何人か打診してる所ですわ。

生命保険やら疾病手当てやらも調べたりとか、色々大変だな~。
普段から何事もこまめにしとかんと駄目やね~。と今回マジ感じました('A`)

徹夜で田舎の行事に向かった母親。風邪でダウン…。
マジ、申し訳ない…。高校卒業し、直ぐに一人暮らしし。
あんたは自由人だから、言っても聞かないし~。と好き勝手を許してきてくれて。
只でさえ頭が上がらないのに、今度は地面にもぐってしまいました。<(_ _)>

病人二人で看病しあう温敦の実家…。


今日は仕事帰りに職場でもらったピーマンを、そっと台所に置いてきました。


拍手返信はゆっくりとしていきたいと思いますので。















『恋のinformed consent50』















「なのは、糸。普通の絹糸でお願い」
「直ぐに準備します。・・・・・・はい。2-0で良いですよね?」
「ん、よろしく。アリサは暫く吸引しててくれる?変化が出たら教えてくれるかな?」
「わ、解ったわ…」




先ほどとは打って変わった静かな雰囲気の中、フェイトの両手の動きと
なのはの手渡す動きだけが突出して手術室の中に浮かび上がる。



その中で、連続してゴォォーという吸引の音と、プシュープシューという呼吸器の音だけが
耳に忙しなく入ってきていた。




「糸」

「はい、フェイト先生」

「もう1本」

「はい」




繰り返し行われる声掛けに、アリサが横目でチラチラとその部位を覗く。
フェイトが先から結紮しているのは、アリサが今まで学んだ知識が正しければ。
アリサのその目が曇っていなければ。




静かにその存在を主張している心臓から、生えるように流れている血管と言う血管だった。
しかも動脈だけじゃなく、静脈さえも…。



何時ものアリサなら直ぐに止めたであろう。ちょっと!フェイト!などと何時ものような、
無駄に覇気のある気心知れた人にしか耳にしない、少しぶっきら棒な言葉が飛び出さないのは、
フェイトのその流れるようなスピードと結紮の仕方。




そして何より、元恩師より与えられた使命を全うしなければと言う使命感から。





「フェイト!出血が少し治まってきたわ!完全と言う訳ではないけど…」

「ん、ありがと。それで、良いんだよアリサ。そうなる様に結紮したからね。
完全に血が止まったらこの子死んじゃう。
……でも、申し訳ないけど、死んでもらう事になるんだけどね」





アリサの言葉に顔を上げたフェイトは、そう放つとすずかが準備したそれに手を伸ばした。





「行くよ。はやて。麻酔と、血小板の管理。それとカリウムもだね。信頼してるから。
シバリングとか無しだよ」



「ほいな。こっちも解ってるって。でもあんま長らく出来へんよ。
麻酔医!もっと冷やすもん持ってきて。氷嚢でもアイスノンでも在るだけや。
それと自己血。血小板も併せて温めとってな。時間との勝負になるで~」



はやてが動き出すと、フェイトが手にした滅菌ドレープに包まれた四角いそれを、
フェイトは心臓の周りに囲むように入れ込んでいく。
瞬く間に心臓は四角い物体に包まれて見えなくなった。





それと共にモニターに表示された、直腸温の温度がゆっくりと下がり始めて行く。







「フェイト??それってもしかして…」

「氷だよ。これで一時的に仮死状態にする。この子の心臓的にあまり持たないかもだから
はやての言う通り時間との勝負だ。さぁ、巻いていくからね。ついてきてよ、アリサ」




ニカっと笑いながらフェイトはなのはに血管鉗子を要求した。






フェイトは笑っているけど、無謀だ。無謀すぎる。
仮死どころか本当に手の届かない存在に何時でもなりえる状態の患者に、あえて更に苦労を落とすのかと思う反面。

フェイトから託されたそれの重さに思わず背中から冷や汗が流れ出るのを感じたアリサだった。











~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~






アリサの心中とは裏腹に、いささか雰囲気が明るい一角があった。



「ははは。良いね。先生じゃなく呼び捨てか…。医者じゃなく一人の人間として、
患者に立ち向かってる。気心しれた仲間ね…。
その点、高町くんはまだ頑固みたいだけど、ハラオウン先生の様子を見ると…。
こりゃ暴動になるのかな?そこの所どうなのかね?月村くん」


と今まで険しい顔をしていた外科局長が、いきなり笑顔で話しかける。


「さぁ?それは終わってから本人に確認してみてはいかがかと?局長」




「無粋な真似は辞めておくよ。言いたい時は本人が言うはずだからね。
それより君の所も注意して見て置いた方が良い。ハラオウン先生も大変だがね。
技術も地位も上だと認識している相手からの信頼を100%与えられるのはね、実はかなりのプレッシャーなんだよね。
それを充分に受け止める事が出来れば大物だ。これは二人とも大変だぞ」


「局長も御経験を?」

「出来てれば今頃院長だったかもな…。っと僕の事は良いんだよ。今は大事な局面なんだから」


「私は信用してますので…。それに二人だけじゃなくて、なのはちゃんもいますよ」




フフ。と笑ったすずかに、




「それ、問題にだすの?君も解ってるでしょ?地位も技術も君の所は名誉もかな?
上の人から見初められた人はね。既に大物なんだよ。

此処だけの話、これ、オフレコね。

病院で働いている医者はね。四種類いるんだよ。まず一つはスタッフとの付き合いが良いタイプ。
好かれているか好かれていないかってのを置いといてね。
忘年会や新年会といった行事だけじゃなくて、普段から飲み会に参加したり、準夜あがりのナース達と食事いったりね。
家に居ても技師やナースから呼び出しの電話がかかって来るのが多いドクターね。
それと間逆なタイプ。大きな行事以外あまり参加しないタイプね」



局長は、そのいかつい顔には想像も出来ないおちゃらけた顔で話し始める。


「何が言いたいのですか?」



「もう一つ。ん~。これは性格になるのかな?好かれてる好かれてないに発展するからね~。
スタッフに当り散らすっていうか、傲慢っていうか…。まぁ、亭主関白な対応するドクターとそうでないドクター。
話やすいドクターとそうで無いドクターっても言うかな?」



「フフ。その先は聞きたく無い感じがしてきましたけど…?」



「まぁ、まぁ。僕も局長になるだけの器は持っているつもりだよ。
それで、その四つを組み合わせるとだ。何となく予測が出来ちゃうんだよな」



「何がですか?」


「相手が大物かどうか。器が広いかどうかだよ」



「ドクターがですか?」




「違うよ。解ってるくせに。そこの所が月村くんの掴めない所なんだよな~。
高町くんならボロが出るんだけど…。まぁ、いいや。
良いかい?まず、付き合いが悪い。亭主関白な対応するドクターはね。家に帰ってもストレスが解消出来ないんだよ。
だから当り散らす。スタッフと飲みに行ったりして発散すれば良いのにね。

命を扱う世界ってのは得てして、凄いプレッシャーなんだから、全然違う世界の人と飲みに行っても共感は出来ないの。
只でさえ守秘義務があるんだからね。だからそれもしないドクターってのは、出れないんだよ」



「出れない?」




「そう。このタイプはね、奥さんや彼女がカカア殿下なんだよ。鬼嫁っても言うかな?
家では頭が上がらないから、職場では上げる。
だって病院内での医者ってのは会社で言えば役職付いてるもんでしょ?課長とか部長とか」




「はぁ…」




「で、付き合い良い。当たらないタイプはね。家庭内が冷めているか、職場で不倫しているか。フリーか…。
だってドクターって只でさえ家に帰れない日が多いの。緊急で呼び出されたり、学会とかね。

それで無駄に付き合いが良いなんて、一ヶ月に1,2回帰ってるかな?って位になるでしょ?
飲んだら、家に帰るより病院に帰るよね?次の日起きれない可能性考える。
当たらないタイプだからナースや技師にも受けが良い。誘いは引く手あまただ。
その中で恋仲になる可能性も可笑しくない」





「そう…ですね…。偶に出勤してきたら、オペ更衣室の長いすで寝てる先生とか居ますね」




「細かく分析したら、色々有るんだけど、置いといて…。本題ね」


「ほん…だい…ですか…」



「そう、本題。付き合いが悪い。当たらないタイプは?」


「……さぁ」




「家でストレス解消が出来てるドクター。当たらないタイプだから、甘えるほうな性格かもしれないね。そのドクターは。


当たらないタイプ…という事は話やすくて、人気がある。でも誘いには乗らない。なぜ?」




「何故って…。用事があるから…とか?」




「またまた~。それもあるけどね~。誘う当日に学会や夜間当直、急変の可能性があるってのに、飲みや食事に行きませんか?って連絡は流石に無いでしょ?

スタッフは調べようと思ったらドクターの一日の予定なんて直ぐに解るんだから。誘う日は用事が無いって確信済み。
普段から本日のご予定は?なんて雑談の一つになるし。
帰りたい場所があるからだよ」



苦笑いしたすずかに含み笑いをして話し続ける局長。





「帰りたいって思わせる人がいるっても言うね。24時間戦場って戦う毎日を送る職業だよ?
しかも人気があって、技術も名誉も地位もある。

そんなドクターに帰りたいって思わせる人って母親か、それと同等な懐の深い人か器の大きい人ってなると僕は思うんだけどね。
子供は母親に敵わないって言うでしょ?
そう言う人が敵わない位に安らぎを与えられてくれる相手っても言い換える事が出来るわけだ。
あくまでも僕の持論だけどね」




「それで、なのはちゃんが大物って事になるんですか」



「ん~。あっちはそう言うタイプは三人いるんだけどね~。一人は無駄に付き合いも良いからフリーだとしても。

どう?僕の持論当たってるでしょ?お、出血部位、特定出来たみたいだな。この話はおしまいだ」



「フフ。はい、解りました」





戦場で戦っているアリサに対して、すずかも自分の知らない所でプレッシャーを感じていたのだろう。
それを和らげる為に発したのだとしたら、このドクターも局長になりえる器なのだと。
理事長の目利きはやっぱり信頼たる物だと。すずかはそっと微笑んだ。


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テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

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Author:温敦(おんとん)
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でも、素人かつ文才が無いので、SSは出来るのか不安・・・
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