FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

it's a nanoha world

久しぶりの予約投下。
ヒット御礼はじまります~。

まずは普通の短編からノシ








『it's a nanoha world』







「できたでぇ~。八神発案!考察!企画!設計!製造!テストチェックも! 
ぜぇ~んぶ関わったんや!これで六課も安泰やでぇ~!」

バンッ!と朝一番に食事中の皆がポカんと口をあけて動きを止める。此処は機動六課食堂。

止めながら視線の先は食堂上座の中央にいつの間にか置かれていた大きい白板と、
その側に立っている我らが六課部隊長の八神はやてだった。



なにやら白板には、真っ赤なマジックで




「やります乗ります起動六課!予算アップ大作戦!」



と大きく名られており、側に小さく社会貢献もあるよ。と何やら意味不明な言葉。







「何?あれ。はやて、又何か考えついたのかな?」

「ん……。さぁ…?なんだろ…ね?」

「なのは?」



歯切れの悪い返事をしながら、箸を止めないなのはに首を捻りながらも、トレ―に使っていたスプーンを置いて、膝に両手を片づけるあたりはフェイトの行儀の良い一面が伺わせる。






「ようやっと、来週の週末にオープンや!興味がある人は皆も行くとええよ。
あ、週休以外で行くなら前もって有給申請してや~」


「ハイですぅ~。一般の方々に管理局の仕事が何かって事を教える目的も含んでいるですよ~。
トライしてみて難しいなら調整も出来ますので、その際はリインに報告して頂けたら直ぐにあちら側と話しに行きますです。
ですから、関係者の方の意見が欲しいので、出来れば早めに行って欲しいですぅ~」


と胸をはった部隊長の側で更に胸をはった可愛らしい融合型デバイスの姿も見られる。





「あの、はやて?意味が解らないよ。何か催し物があるのかな?ちゃんと説明してくれる?」


その姿に、何やらイベントがあろう事だけは辛うじて解った風にフェイトが訊ねた。




「なんや~。なのはちゃんから聞いてへんの?ほら、ミッドに遊園地あるやろ?某夢の国にも引けを取らん大きいもんが」

「あるね。そう言えば昔にキャロを連れて行った事が…」



「あぁ、あの遊園地ですね。覚えてます。こんな世界があるんだってあの時はびっくりして、
嬉しくて泣いちゃったんだっけ」


「そうだね、急に泣き出すからあの時は吃驚したよ。で?なのはは何か知ってるの?」


「うぐっ。少し…協力した…だけだよ」


過去の記憶に母娘が優しい笑顔で浸っていたのもつかの間、その母が急に振り返ったので、
詰め込んだ食事にむせりながらなのはは視線を横に逸らし、その姿にフェイトが何やら不穏な表情でこの催し物が全身全霊で賛同するべきものでは無いのかもしれないと考える。




「なのは?教えて?何に協力したの?私、何も聞いてないよね?私に言えない事なのかな?」

「あ~。フェイトちゃん?あのね?言えないんじゃなくてね?その…なんて言うか…」





「フェイトちゃん。なんも悪い事なんてないよ~。ちゃーんと社会貢献って書いてあるやろ?
ええよ、なのはちゃん。私から説明するわ」



相変わらず歯切れの悪いなのはに替わってはやてがフェイトに向かって話し始め。






「やから、あの遊園地にな。作ってん。アトラクションワールドをな」


「「「「「「「「アトラクションワールド?」」」」」」」」





皆が一様に同じ反応をする。







「そうや、最近マンネリ化してるから、あちらさん側から何か良い案が無いかって話しがあってな。
そんなら私らの仕事を遊びながら体験してもらおうかってなったんや。
上手くいけば管理局に入りたいって子供が出来るかもしれへんやろ?」


「それで、作ったの?良く上の許可取れたね」


「それは簡単や。管理局は何時でも人手不足やないか。ある意味勧誘やろ?
しかも成功率高いと来た」

「高いの?」


「高いと思うんよ?だってエース・オブ・エースやもん」


「ん?あぁ、なのはが協力したからって事?」

「ちゃうねん。なのはちゃんなんよ」

「なのは?なのは自身って事?」




「そうや。アトラクションを何にしよかとリインと話しててな。
むさくるしいそこら辺のおっさん使うても面白ないし、集客数もらえんやろ?
そしたら知名度があって人気がある人がええな~って」


「あ、それでなのは?なのはが何かやるの?」


「やるって言うか、なのはちゃんやねん。なのはワールド。
題してエース・オブ・エースマニアや!

パネル展示やら、簡単な資料設定やら、なのはちゃんが今までインタビューされた雑誌やら、

な、がつく全ての物を集めた観覧ブースとな~。それと…
これがメインのアトラクション。模擬戦シュミレーションワールドや!」


「模擬戦!?なのはがやるの??」


「ううん。わたしは場所を作ったのと、仮想に対するデータを送っただけ。なんだけど…ね」


とフェイトの問いに苦笑いで答えるなのは。





「やから、体験してもらうんよ。今のなのはちゃんは何の仕事してる?」

「え?何って教導隊でしょ?デバイスのテストとか?教導とか?」


「デバイスのテストって、そんな守秘義務ばっかなのアトラクションに組み込めへんわ!
教導の方や、教導。今四人に教えてるやん。それを体験してもらうんよ。
もちろんケガが無いように仮想やけどな。相手は正真正銘のなのはちゃんのデータや。

レベル3まであってな。レベル1は魔法の使い方。基礎やな。レベル2で応用。3で模擬戦や。
体験する人は最初の一回目でカードもらえるんよ。それに上書きされる方式。

やから一度たりとも同じのがあらへん。最終的にはなのはちゃんの仮想と1対1でのガチ模擬戦。SLB連射もするで~」


「えぇ~。そうなの!?そっか…。なのはと…、模擬戦…か…」

「そうやで~。模擬戦やで~。どでかい花火を浴びたいと言う猛者はおらんかぁ~」


「ん?フェイトちゃん??…ま、いっか。それよりはやてちゃん。花火は大げさじゃないかな?」



首をひねっているフェイトに不穏な空気を察知したものの、そう大きい事ではない感じがして、
なのはは、はやてのはじけぶりに注意を入れた。









~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~







「おぉ?繁盛しとるようやね。観覧ブースとか長蛇の列やん。どれどれ?アトラクションは…と」



「「「あ、お疲れ様です。八神部隊長!」」」


「おぉ、感心感心。デスクワーク専門やからこないなもん並ばないと思うとったんやけど」


「「「「はい。魔法が使えない私達でも、魔導師に勝てる対策でもあるかと…。
まぁ、レベル1なんですけどね」」」」


「いや、そんな事あらへんよ。レベル1でもなのはちゃんはちゃんと中身の濃い指導してくれるし、何でも経験や。為になるしな。
お、キャロやスバル達はレベル2なんか?」



「はい。一応。どういうのか確認してから模擬戦はってティアが言うもんですから。
あたしはさっさと模擬戦って言ったんですけど…」


「そりゃあそうよ。なのはさんがどう言うデータを組んでるか解らないじゃない。
戦略組まなきゃやられちゃうって」


「準備するに越した事はないからな。ティアナの言う事も正解や。うんうん、感心感心。
六課もええ教え子が沢山で言う事なしや。レベル3は…。はぁ…。想像したとおりやな…」




「なんだよ、はやて。あたし達じゃ不満か?」

「主、仮想と言う物は引き分けで止めるような無粋な物ではないという事でよろしいですか?
いちど高町とは最後まで戦ってみたいか…と…」


「あたしとザフィーラはさ、ほら、二人でって。一人なら悔しいけど敵わないしなっ」

「うむ。最近体が鈍っているし、良い機会かと…」



「嫌、不満と言う事ではないよ~。只、もっとこう挑戦したい猛者は居ないんかい!と。
めっちゃ並んでる人少ないやん!」


「違うんだよ、はやて。並んでいる人は他に沢山いたんだよ。
只朝一番で入っていった人がまだ終わんね~んだ。みんな待ちきれなくて抜けたんだって」

「はぁ?朝?やってもう夕方やよ?」


「あたしらもう8時間近く並んでるんだって。はやてからもなんとか言ってくれよ。
あたしたちじゃ聞かねーんだ」



「もしかして…。いや、なのはちゃんとは仮想でさえ模擬戦なんか…」


「そのもしかしてだよ。しかもなのは対じゃなくて、なのはと戦ってる。
仮想のなのはと一緒に、どうやったらコンビネーションをもっと上手く出来るかって。
しかも仮想とはいえどなのはのデータだから妙にかみ合って楽しいらしいし…」


「いや、楽しいって…し、しかし制限時間を1クレジット20分って設けてたはずや…」


「課金すれば問題ねーんだろ?ほれ、ゲート前のカードシステム。
クレジットから直接引き落とされてるし」





ヴィータが指差した画面の中で、テスタロッサ・ハラオウンと書かれた仮想データのカードの中身の数値がどんどん増えていくのに対して、
ブラックカードと書かれた決済画面の数値がけたたましく変化しているのが見えた。




関連記事

テーマ : 二次創作:小説
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

なうなう!
カレンダー(月別)
12 ≪│2019/01│≫ 02
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

温敦(おんとん)

Author:温敦(おんとん)
基本なのフェイなのすきー
SSは百合確立100%!無理な方は戻るボタンで戻ってーー

でも、素人かつ文才が無いので、SSは出来るのか不安・・・
リンクフリーです。一言頂ければ張り返しに伺いまっせ。

ポチると恥ずかしさの余り赤面します
最新記事
カテゴリー(選択したカテゴリーに飛びます)
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

FC2カウンター
日本語→英語自動翻訳【星条旗】
English English得袋.com
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。