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構築するもの  その後は??

投下します…。

これで最終回。なのはさんってどうやって甘えるのかなぁ?
母性本能強そうなんだけれどもね。


























「ねぇ。なのは。それに意味がある?」
「ん?」

やさしい顔をして微笑むなのはの視線からそらし、その目を羽織ったままのなのは肩口に移す。
その私の視線を追いかけてなのはも顔を移した。


「その、シャツ。私が執務官になった頃のシャツだよね?成長期だから少し大きめに頼んでいたけれど、それでも今のなのはにでもすこしキツイ感じがするし……。最初の物?」


「ん~ん。最初のじゃないよ。もう何回か支給されていたとは思うけどから。特に…。
意味は無いかな?ほら、フェイトちゃんのマンション放置時代。私、時々掃除しに行ってたから」


「あぁ…。長期任務に慣れてきた頃だね。報告書もどうせ長くなるからって局に泊まって帰らなくなった時」


「一枚だけ、部屋に残されてたの。あぁ、きっと着けられないから置いていったんだって。
ほら、ボタンほつれてたし」




交わらない前身ごろの胸の部分を掴み、完全に取れているボタンを私に向かって見せ、
ズボラなんだから…と言うかの様に苦笑う。




「それでね、生地もなんだか擦れてるし持っていったのもそうなんだろうなって思って、ついね…」


「つい?」


「うん、私が交換、名乗り出た事あったでしょ?フェイトちゃん忙しそうだし私も新しいの交換してもらうからついでにって。バックヤードに連絡しておいてって」


「あぁ。そう言えばあったね」



「その時にね。フェイトちゃんが持ってた物だけを返したの。残り一枚は渡航先で再起不能まで破れたらしいって嘘ついて」


「そうなの!?知らなかったな…。言えばあげたのに」


「だ、だって…。何かおかしいじゃない?使い古しのシャツ頂戴なんて…。きっとフェイトちゃんだもん、絶対私の考えなんて解っちゃうだろうし…」




頬を撫でながら優しい目で見やれば、うぅ…。と声にならない声を発しながらなのはは赤い顔。
その顔を鎮めるように頬を暫く撫でているよ疲れていた身体から睡魔が起き上がる。





「何だか、眠くなってきたかも…」

「あっ。魔力使いすぎたもんね。ゆっくり休んで。直ぐすむから」


寝室の準備してくるなんて、さっきまで俯いていた赤い顔を慌ててもとの顔に戻しながら腰を浮かせるなのはに今日位はね、とその腰を押し留めた。



「そのまま…。そのままでいいよ」


なのはを乗せたままソファーをずりずりと移動しポスンと横たえば、ほんの何年か前に見慣れた幼き愛しいわが娘の光景を思い出す。



「ふふっ…。なのは、ヴィヴィオみたい。そうやってしがみついてるの」


飛び起きるであろう予測を先に封じ込めるかのように胸元に置かれている頭を心持強くなでれば、そのそばで握られているシャツが少し引っ張られる感覚が返ってきた。



「もう…。重いでしょ。フェイトちゃん、疲れてるのに…」


「いいの。あっちの二人も今日はずっとお休みするだろうし、なのはももう寝よ?
明日は休みだからって、ヴィヴィオが起きちゃったらそうは行かないだろうしね」


「それに…」

「それに?」


「今日はうんと甘やかしたい気分なんだよね」



頭をなで続けながら目を瞑ると、再度、うぅ…。と声にならないのが耳に届いた。













    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~











「フェイトちゃん…。フェイトちゃん、寝ちゃった…?」



目の前に広がる胸を目線に小さく声かけるも、頭の上からは規則正しい音ばかり。

今日はフェイトちゃんにやられてばかりで、なんだか少し面白くない。




「むぅ…。いつの間にか、かっこよくなっちゃって…」



しがみついたまま、ぎゅっと握ったフェイトちゃんの胸元から片手を離してその指先をえい!
と一つ指差し。そしたら、プルンと柔らかそうにそれが跳ねた。





「むぅ…。いつの間にかこっちも大きくなっちゃってさ…」




何時の間にか動かなくなって、そのまま乗せられたままのフェイトちゃんの手を私の頬に持ってくると少しだけ冷たいその感触に、思わず泣きそうになる。



「愛しいなぁ…」



なんでだろう、いつの間にか私の心の大部分を占めちゃって、気がついたら身動き取れない位に縛られちゃってるその感情。









フェイトちゃんが……好き。









余り、甘えてこなかったのは自分でも良く解る。箍が外れちゃうとどうなるのか自分でも良く解らないから。

きっと駄々っ子になっちゃうから。

シャツを嘘ついてでも手に入れる位聞き分けが悪くなっちゃうから。



兎のぬいぐるみ…。いつの間にか役割が逆転している事なんてとっくに解ってたし。






「あのね。あの頃、フェイトちゃんと中々会えなくて…。とても寂しかったんだよ。
でもね、お互いに夢があったし、なによりフェイトちゃん頑張ってたからね。邪魔にはなりたくなかったしね…。だから…」



「だからね。ぬくもりもそうなんだけれど、匂いがね。フェイトちゃんの匂いがしたの。
シャツから…。だからついね…。もう何回も洗濯しちゃったから匂い消えちゃってるけれど」



えいとついでにもう一指し。




「えへへ。大好きだよ…。フェイトちゃんだ~いすき」



きっとだらしない笑いをしているだろうなと思いながら誰も見ていない事に拍車がかかっちゃう。




「やさしいフェイトちゃんが好き…。そうやって長い時間がたっても諦めないフェイトちゃんが好き…。
不器用で中々自分の弱いところなんて見せれない私だけれど、これでも沢山フェイトちゃんに救われているんだよ?
フェイトちゃんはもっと甘えてなんて言ってるけど、そうしたらもう、私なんて際限無しなんだよ?
朝から晩までフェイトちゃんに甘えまくりなんだよ?フェイトちゃん困っちゃうんだよ?」





えい、えい、と起きないフェイトちゃんをいい事に更にもう二指し。



「こんな、ポヨンポヨンしちゃってる胸なんか一発でしぼんじゃうんだから…。
……えへへ。甘えちゃおうかな?

沢山甘えちゃって、フェイトちゃん困らせちゃおうかな?」




「好き。大好き。愛してる…。フェイトちゃんが居なかったら私なんて死んじゃうんだからね。
寂しい兎みたいに目も真っ赤にしちゃうんだから」



「フェイトちゃんが渡航しちゃった後なんて、寂しくてフェイトちゃんの洋服で抱き枕なんて作ちゃうんだから」



「だから、ずっと傍にいてね。もちろん、私は死ぬまで離れないんだから…。私のしつこさ知ってるでしょ?

死んでも離れないかも…。今度マリーさんにバルディッシュに組みこめられるか聞いてみようかな…?




……なんてね?」






えへへとだらしない顔は直らなかったけれど、ついついその愛しい寝顔を見たくて顔を上げた。






「なっ!!!」




そこには顔を今までに見たことが無い位真っ赤にしながらも、もう、嬉しくて、嬉しくて、押さえ切れませんでしたなんて解るくらいに笑っているフェイトちゃんの姿。





「か、帰る!!」


「ちょ、何処に帰るの。なのは!」


「何処でも良いでしょ!」



寝室に逃げ込もうと抵抗したけれど、幾分かは魔力も体力も戻ったみたいで、そのままの姿でガッチリロック。




「駄目だよ。こんなチャンス二度とないんだから!」


「な、なんのチャンスなの!」


「もちろん決まってる。なのはを愛でるチャンスだよ。」


「良いよ。チャンスなんてないもん!」



「あるでしょ?こんなに可愛く笑ってるなのはなんて初めて見たかも…。もう一回して見せてよ。
う~。何か背筋がゾクゾクしてる」


「そんな、言われて出来るものでもないでしょ!?」



そうこうしている内にあっという間に反転させられ、いつの間にかマウントポジションとられちゃった。


あ~これは、今日、寝かせてもらえないかも…。


ま、それでも私には十分嬉しいけれど。




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温敦(おんとん)

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