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力尽きた良いふーふの日

某様が頑張ると言ってくれたので、ツイッターにボチボチ投稿していたのですが、
途中で力尽きたので、此処に投下します。

フリック入力難しいーーヽ(`Д´)ノ


あ、某様。無理しなくても良いですからね。リアルは大事にして下さい~。
















ただいま…。

真っ暗になった玄関のドアをそっと開ける。

家人の就寝を妨げないようにゆっくりとその歩幅を脱衣所に向かわせた後シャワーを軽く一浴び。
タオルで頭をゴシゴシと拭きながら、寝室のドアをそっと開けて…


「あれ?」


とフェイトは声をあげた。





「いな…い…?」



フラットになったベッドの上を首をかしげながら眺めていると、



「フェイトちゃん。フェイトちゃん」


と後ろから声が聞こえる。




「なのは」

振り向くと縁側に座っているなのはが横をポンポンと叩いている動作が目に入り、
フェイトはふにゃっと表情を崩しながらその姿を叩いている場所に収まらせた。








「珍しいね、こんな夜遅くに」

「フフ。明日休みでしょ?偶にはね。ほら見て、星が綺麗だからついね、冬だから空気が透き通っているからかな~。それとね」



「それと…何?」

「フフ…。フェイトちゃんが夜は何時もどうやって帰って来てるのかな?って気になっちゃって」


「え?気になるって、もしかして見てた??」

「気が付かない内に朝になったら隣で寝てるんだもん。あんなに静かに帰ってくるんだ?
そりゃあ気が付かない訳だよね」



あたふたと焦る私を横目になのはは嬉しそうにクスクスと笑う。





「もう…。なのは、意地悪だよ…」


暫くクスクスとした後に、ハイ。と隣に置いてあったのだろう一つお盆から湯飲みを勧められるまま受け取った。



「お茶…と葛…餅…?」

「うん。あ、珍しいと思ってるでしょ?」

「…うん。何時もマグカップ系かな?って。でも、なのはのはお茶も一番美味しいんだけどね。
リンディ母さんもある意味プロなんだけど…。どうしてだろ?」


湯飲みに口を付けながら葛餅を小さく切り取っているなのはを何となく眺める。


なんだろう、若かりし頃には無かったお母さんの様な優しさを滲み出している雰囲気に、胸がギューと締め付けられる様な感じがして思わずブルブルと頭を振った。





「どうしたの?フェイトちゃん?」

「あっ…。ううん、何でも無いよ?」

「何でも無いわけないでしょ?フェイトちゃん、疑問系の時は誤魔化してる証拠なんだからね」



切り分けた葛餅をフォークで挿して、ハイと。それが口元に流れるような軌道を描く、それを疑問も思わずに口に含んだ。



「フフフ」

「もう、どうしたの?さっきから?」



「いや。なのは、お母さんになったなぁ~。って思って」

「へ?」




「雰囲気がね。昔からやさしかったけど、もっともっとやさしくなってきてるよ。
ヴィヴィオのお陰だね」



驚いているなのはに微笑みながらそう伝える。






「フフフ」

「え?何?なのはまで」

「フェイトちゃんだって…。いい笑顔。出会った頃に比べて、凄くやさしい笑顔になってるって知ってた?これもヴィヴィオのお陰かな?」

「そう?そう見える?」

「うん、そう見えるよ」


「そう見えるなら…。なのはのお陰かな…?うん…」



両手で抱え込んだ湯飲みの中身を眺めつつ、ほう…と一つ溜息。




「なのはがね…。私の事を諦めずに説得し続けて、友達になって…。そして私の思いに答えてくれて…。そしてヴィヴィオを引き取って家族を作ってくれた…」

「うん。昔もだけれど、今。今はとっても幸せなんだ。きっとこの先も一日一日、日にちを重ねるに連れて、その幸せは積み重なっていくんだと思う。なのはといればね」



そう言ってなのはに振り向くと、いい笑顔になったねとなのはは笑う。




「フェイトちゃんがそう思うのなら、わたしのもそうなんだよ」

「ヴィヴィオもそうなんだけれど、フェイトちゃんと積み重ねてきた日々があって…。
フェイトちゃんが背中を押してくれてヴィヴィオを引き取る決心がついて…。
昔からやんちゃしてきたわたしだけど、柔らかくなって落ち着いた雰囲気が出てきたって事は後ろで支えてくれる人がいるからなんだよ。
そうじゃなきゃ、わたしみたいなのは、紐が切れた風船みたいになっちゃうからね~」


「風船?」

「そう、風船。どこ飛んでいくか解んない」



「フフ。大丈夫だよ。必ず捕まえるから」

「捕まえるの?」

「絶対。何をしても、どんな事をしても捕まえる」

「捕まっちゃうの?」

「そう、捕まっちゃうの。私に捕まるの…嫌かな?」



ニコニコとしているなのはにもう一口含みながら首をかしげる。





「………いいよ。フェイトちゃんなら。風船に名前書いちゃうから直ぐに見つけてね」



更に笑顔が優しくなったなのはは、そう言うとはにかむ様に葛餅を口に入れた。






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温敦(おんとん)

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でも、素人かつ文才が無いので、SSは出来るのか不安・・・
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